漫画の歴史と表現の規制2

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152 名前:週刊少年漫画支援@漫画4兄弟 11/21[sage] 投稿日:2005/05/27(金) 15:27:04 ID:KRNqBI4c
1992年 1月 ・書店組合、マスコミ労組、弁護士会等から反対声明相次ぐ。
      ・文部大臣、文化庁長官が書協理事長、大手3社の編集責任者、出倫協関係者を招致し、
       事業税の軽減措置延長の条件として「文化的」「非文化的」出版物を線引きする
       「ガイドライン」策定を政府と業界が共同ですすめる協議機関の設置を提案。
    3月 ・マンガ家、編集者、書店主らが「コミック表現の自由を守る会」旗揚げ。 代表は故・石ノ森章太郎。
      ・「コミック表現の自由を守る会」発起人である山本直樹の「Blue」が都条例で「不健全」指定。
       光文社は「Blue」の破棄を決定。
    5月 ・東京都、レディスコミックも「性的・残虐」を理由に不健全指定へ。
    7月 ・宮崎県でパソコンソフト3種を「有害図書」指定。
       そのうち「電脳学園」を制作したソフトメーカー「ガイナックス」が
       同年9月に行政不服審査法に基づき異議申し立て。
       93年2月には処分取り消しを求め行政訴訟。
1993年   ・扶桑社「週刊SPA!」連載の小林よしのり「ゴーマニズム宣言」7.7掲載予定稿が直前に掲載拒否。
       皇室関係のパロディ部分が問題に。のちに「ガロ」誌上に掲載。
      ・「コミック表現の自由を守る会」から発展した「マンガジャパン」結成。

153 名前:週刊少年漫画支援@漫画4兄弟 12/21[sage] 投稿日:2005/05/27(金) 15:27:51 ID:KRNqBI4c
【『児童ポルノ禁止法』問題】
1995年 3月 ・「地下鉄サリン事件」を起こしたオウム真理教が「おたく世代」で、
       漫画、アニメなどから着想を得ていたとの指摘。
       89年の「連続幼女誘拐殺人事件」以降くすぶっていた「有害マンガ犯罪誘発論」が以後頻発する。
1996年 8月 ・ストックホルムで開催された「子どもの商業的性的搾取に反対する世界会議」で、
       日本の児童買春ツアーと児童ポルノ製作への対応の遅れに非難が集中する。
       日本側参加者から資料として写真誌「アリスクラブ」(コアマガジン)が提出され、
       掲載された漫画が議論の対象となる。
1997年 6月 ・自民、社民、さきがけ与党3党による「与党児童買春問題等プロジェクトチーム」発足。
      ・青少年条例による「不健全」図書指定の常態化に合わせて、コンビニでの自主規制強まる。
      レディコミ、成年向けコミック誌の多くが大手コンビニチェーンから姿を消す。
      ・「神戸連続児童殺傷事件」の犯人「少年A」の犯行動機を「マンガの影響」とする報道相次ぐ。
      これ以降、少年事件における「マンガ・アニメ」の影響を論じる空気が醸成される。
      ・沖さやか「マイナス」の人肉食描写が問題に。掲載した「ヤングサンデー」誌は回収措置。

154 名前:週刊少年漫画支援@漫画4兄弟 13/21[sage] 投稿日:2005/05/27(金) 15:28:26 ID:KRNqBI4c
1998年 3月 ・与党児童買春問題等プロジェクトチーム、
      「児童買春、児童ポルノに係わる行為等の処罰及び児童の保護等に関する法律案」要綱を発表。
      「児童ポルノ」の定義に「絵」を含んでいたことから、「新たなマンガ表現規制」として波紋を広げる。
      また、当時社会現象となっていた「援助交際」をあからさまに規制する性質であったことから、
      「子どもの性虐待防止」と「子どもの性的選択権」を意図的に混同している等の批判も生む。
    4月 ・出倫協、同法案に対する批判的見解を発表。
    6月 ・衆議院第二議員会館にて「児童買春・児童ポルノ禁止法案を考える市民の会」
       主催の慎重派&批判派によるシンポジウム開催。
    8月 ・エクパット関西による独自提案。「児童の性的自己決定権」と
      「旧来のわいせつ観に支えられた児童ポルノ処罰批判」を骨子とした
      対抗法提案が児童の商業的性的搾取に反対する有力団体からなされたことで、議論が加速する。
   12月 ・エクパット関西案を採り入れた民主党案発表。
1999年 1月 ・超党派による同法案勉強会が発足。
    3月 ・超党派案による「児童買春、児童ポルノに係わる行為等の処罰及び
      児童の保護等に関する法律案」を参議院に提出。全会一致で可決。
   11月 ・「児童買春・児童ポルノ禁止法」施行。

155 名前:週刊少年漫画支援@漫画4兄弟 14/21[sage] 投稿日:2005/05/27(金) 15:29:07 ID:KRNqBI4c
【「青環法」と「児童ポルノ禁止法『改定』」論議~現在の状況】
2000年 5月 ・参議院自民党が「青少年有害環境対策法案(素案)」を発表。
    6月 ・法律、メディア関係者による同法案に反対する緊急アピール発表。
      (この間に、法案名にある「有害環境」が「社会環境」にすり替わる)
    9月 ・岐阜県大垣市で、同法案推進を求める署名が自治会を通じて集められる。
      同調圧力による「民意の自作自演」の実態。
      ・日本民間放送連盟による同法案への反対声明。
   10月 ・出版倫理協議会、雑誌協会、書籍出版協会、出版労連、民放連、
      書店商業組合連合会、映演総連などが相次いで反対声明。
   12月 ・日本ペンクラブによる同法案撤回を求める声明。
      ・民主党、水島広子・肥田美代子議員を中心としたグループによる
      「子ども有害情報からの子どもの保護に関する法律案骨子」を発表。
      「有害情報」の定義が自民党案より拡大されるなど、批判が相次ぐ。

156 名前:週刊少年漫画支援@漫画4兄弟 15/21[sage] 投稿日:2005/05/27(金) 15:29:47 ID:KRNqBI4c
2001年 1月 ・民放TV各局キャスター6名による同法案反対声明。
    2月 ・日弁連会長が同法案に対する見解発表。
    3月 ・東京都議会が有害図書項目に「自殺の奨励、幇助」等を加え、
      書店での区分陳列を義務づけた青少年健全育成条例の改定を可決。
      反対は「自治市民’93」一会派のみ。「自殺」項目は、
      話題になっていた「完全自殺マニュアル」の発禁対策との指摘。
    4月 ・民放連が民主党案への反対意見書発表。
   10月 ・政府の「青少年育成推進会議」が「青少年を取り巻く環境の整備に関する指針」を発表。
      反対が相次ぎ、休眠していた法案が復活。
      ・改正都条例施行。区分陳列の書店側負担が大きく、成年向けコミックの取り扱いが激減。
       コンビニ置きの成年向けコミックの大半が姿を消す。
      ・雑協「出版ゾーニング委員会」が、18歳未満購入禁止の表示を検討。
      「成年コミック」マークに代わる表示案を発表。
   11月 ・自民党、「青少年有害社会環境対策基本法案」を発表。
      ・横浜で開催される「第二回子どもの商業的性的搾取に反対する世界会議」で、
      日本のマンガ表現が「児童ポルノ」にあたるとされるステータスが
      準備されているという情報がもたらされる。
      翌年11月の「児童ポルノ禁止法」見直しへの反映を懸念したマンガ家、
      評論家を中心とした有志によりメーリングリスト「連絡網AMI」発足。
      同時に、「AMI12.18プロジェクト」が会議でのワークショップの準備を始める。

157 名前:週刊少年漫画支援@漫画4兄弟 16/21[sage] 投稿日:2005/05/27(金) 15:30:35 ID:KRNqBI4c
   12月 ・民放連、自民党に公開質問状提出。
      ・横浜で開催された「第二回子どもの商業的性的搾取に反対する世界会議」にて、
      エクパット関西ユース、連絡網AMIがワークショップ
      「マンガはCSEC(児童の商業的性的搾取)ではない」を主催。
      同日夜、横浜で連絡網AMI主催の連動イベント。
2002年2月 ・メディア9団体共催で公開シンポジウム「青少年有害環境法案を考える
      ~法規制とメディアの自律~」が開催される。
    3月 ・マスコミ、市民5団体主催のシンポジウム「メディア規制3法案反対緊急集会”
      やさしい顔”の言論統制」が開催される。
     「青環法」は、「個人情報保護法」「人権擁護法」と並んで「メディア規制3法案」と位置づけられる。
      ・成年向けコミック出版の松文館と道出版が「区分陳列」の書店負担を軽減する目的で、「報奨金制度」を導入。
      ゾーニングによる自主規制促進へ出版社が独自に動き出した初のケース。
    4月 ・アメリカの「児童ポルノ防止法」が、マンガ、イラスト等の
     「絵」を規制対象にした法文の為、連邦最高裁で違憲判決を受ける。
    5月 ・朝日新聞、日本が署名した「子どもの権利条約の選択議定書」のなかで
      児童ポルノの規定に「アニメ・マンガも禁止対象へ」とした記事を掲載。
      連絡網AMIが抗議した結果、後日訂正と謝罪。

158 名前:週刊少年漫画支援@漫画4兄弟 17/21[sage] 投稿日:2005/05/27(金) 15:31:16 ID:KRNqBI4c
    6月 ・市民有志による「児童保護に名を借りた創作物の規制に反対する請願署名」がはじまる。
      マンガ関係者による初の政治的署名運動。
    8月 ・「週刊少年ジャンプ」の人気漫画家が女子高生買春。
      (島袋光年は集英社発行の「週刊少年ジャンプ」に「世紀末リーダー伝たけし!」を連載中だった)
    9月 ・ビューティーヘア「蜜室」が刑法175条「わいせつ図画頒布」で摘発。
      版元の松文館関係者、作者が逮捕される。
      マンガ単行本としては史上はじめての「わいせつ」での逮捕。
   11月 ・11月3日を「まんがの日」に制定

2003年1月 ・車体に「仮面ライダー」=故石ノ森氏の漫画列車運行へ-JR東日本
      ・児童ポルノ禁止法改正に反対 漫画家らが署名活動
      ・文化庁、ASEANとの文化交流でアニメ・漫画の国際フォーラム
      ・出版各社、レンタル用漫画を発行
      ・懐かしの名作漫画、インターネットでよみがえる

159 名前:週刊少年漫画支援@漫画4兄弟 18/21[sage] 投稿日:2005/05/27(金) 15:32:04 ID:KRNqBI4c
   2月 ・水木しげる記念館が完成
   3月 ・アニメ、漫画の可能性議論 国際フォーラム開催
   4月 ・プロ・アマのオリジナル漫画を発信 「まんがたうん」(毎日新聞主催)
   5月 ・コミック作家の会、漫画喫茶と使用料徴収で基本合意
   7月 ・生原稿流出に有名漫画家たちの怒り。
      破産した出版社からマンガ原稿が大量流出。
   8月 ・漫画「ゴーマニズム宣言」が逆転敗訴 小林よしのり氏に賠償命令。
      ・東芝、SDカード利用の漫画配信を実験
      ・フランス漫画の原画を展示 滋賀県近代美術館にて
   9月 ・名作漫画1,199冊の電子ブックを有料配信する「Yahoo!コミック」開設
      ・人気漫画家の原稿流出で「守る会」結成。
   10月 ・大量の漫画原稿がもどる(漫画原稿を守る会ニュース)
   11月 ・菅代表が「少年マガジン」登場 20-30代狙った漫画戦術。
      ・漫画研究に究極の1冊 同志社大教授が出版
      ・ソニーと講談社、新潮社らが電子書籍新会社
      「パブリッシングリンク」設立、サイト開設へ
      ・コンビニでの販売を規制へ わいせつな書籍、横浜市
      ・8都県市会議:「青少年健全育成条例」同一化で合意
   12月 ・初の漫画版「防衛白書」、テロや兵器問題わかりやすく。
      ・劣化ウラン弾:テーマの少年漫画に反響 単行本化決まる。

160 名前:週刊少年漫画支援@漫画4兄弟 19/21[sage] 投稿日:2005/05/27(金) 15:32:50 ID:KRNqBI4c
2004年1月  ・韓国で日本のドラマを開放、CATVと衛星放送に限定
      (日本文化の第四次解放へ コンサート生中継、ドラマも。
       劇場用アニメの全面開放は2006年に延期)
      ・水木しげる記念館、妖怪パワーで20万人突破
      ・児童ポルノサイト、日本はワースト8位
      ・漫画本を「わいせつ物」認定、出版社社長に有罪判決。
   3月  ・東芝など出資のベンチャー、ゲームボーイに漫画配信。
   4月  ・弁護士や漫画家らが「エンタメロイヤーズ」結成。
       (エンターテイメントに精通した弁護士が、アニメや音楽などの
        コンテンツ産業を法律面でバックアップ)
      ・漫画家の横山光輝さんが死亡。
   5月  ・電子出版からデジタルブックへの新潮流。
      ・CGアニメ作家集め現代の「トキワ荘」計画。
   7~8月・現代美術館企画「日本漫画映画の全貌」(日本最初のアニメーション=漫画映画が
       大正時代に作られてから現代まで、脈々と流れるその魅力の原点を、
       貴重な資料と作品上映でさぐる試み)
   7月  ・漫画家らが魅力あるキャラ作り伝授、大阪芸大に新学科。
      ・著作権トラブル、漫画家らに賠償命令(漫画家いがらしゆみこさんらに賠償命令)

161 名前:週刊少年漫画支援@漫画4兄弟 20/21[sage] 投稿日:2005/05/27(金) 15:33:40 ID:KRNqBI4c
   8月  ・ソフトの違法コピー、日本はワースト5位。
   9月 ・漫画・アニメの実写リメイクブーム到来。
   10月 ・本宮ひろ志氏の「国が燃える」休載へ。
       「南京大虐殺」めぐり抗議 集英社に地方議員グループ。
2005年1月 ・露出過多、日本アニメ風…漫画版「紅楼夢」中国で論議
      ・懐かしの漫画、再出版で人気 コンビニでも販売。
   2月 ・著作権法に関する今後の検討課題(文化審議会著作権分科会)
   3月 ・漫画の主人公とミズノが契約。野球用具を独占提供。
      作品内で主人公の使用する野球用具をすべてミズノ製にするという契約。
      ミズノが小学館に契約金を支払い、その一部が作者へ。
     ・第540回東京都青少年健全育成審議会の答申(東京都)。
      久しぶりに漫画が都の不健全図書類指定を受ける。
     「おませなビーナス」(第25歩兵師団/久保書店)
     「フラワー・バス・ガーデン」(ちばぢろう/久保書店)の2冊
     ・漫画界で「三国志」ブーム。
   4月 ・少女雑誌の性的描写で都が改善要請
     ・コミック専門の携帯向け電子書籍サイト「eBookJapan コミック」開設
   5月 ・海外での模倣品・海賊版の構造的問題には民官連携で対応(経産省)
     ・有名漫画家のコマ割や構図をデータベース化した漫画設計システム
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by sioriririri | 2005-05-30 01:51 | 二次元系
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